社長、中小企業倒産防止共済を使った節税ってご存知ですか?
タグ:倒産
Vol.026
経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)の加入
なんじゃそりゃ?ショウキボなんとかキョウサイとはまた違うの?
ちょっとだけ名前似てますが、残念ながら違います!中小企業倒産防止共済です。これの本来の目的は、社長の取引先が倒産した場合に、掛金総額の10倍までの金額(最大8,000万円)の融資を無担保・無保証で受けることが出来るという制度なんです。経営セーフティ共済とも呼ばれ、中小企業の連鎖倒産を防ぐのが狙いなんです。ちなみに、ちょっとした加入要件もあるのでご注意を。
企業防衛って意味ではいいかもね。しかし、それが何で節税になるん?
実はこれも掛金全額が経費になるんです!掛金は月額5,000円~20万円まで5,000円単位で選ぶことが出来ます。
なかなかイイネ!
しかも、40カ月以上掛金を支払うと、解約したとしても今まで支払った掛金全額が戻ってくるんです!ただしこの場合は収入扱いとなり課税されてしまうので、解約するタイミングは慎重に考えないといけません。それでも、うまく活用すれば業績が良いときには節税対策に、悪い時は黒字化対策に使えるという非常に素晴らしいものなんです!
ほんまやねー。これは最高、かも。
さらに、以前お話した前納制度も組合わせることが出来ます。その場合は何度も言うてますが、とにかく資金繰りに要注意、です!
先生、わかりましたよ!毎度おおきに!
倒産防止共済は一時的にキャッシュは減りますが後から戻ってくる性質の節税。つまり、お金がなくならない節税なのです☆ 会社防衛にも節税にもなりますので活用されてみてはいかがでしょうか?