一流の人は、本のどこに線を引いているのか

さて、久々にもとアマゾンの土井さんの著書を読んでみました。

以前もこの方の本を読みましたが、独特の感覚が自分にも合っていて実にためになりました。本の読み方、いい本からの情報の取り方を解説してくれている本ですが、そこは自分なりに理解しているとして、他にピンと来たところを整理してみます。

➀マーケティングの目的は、セリングを不要にすること。

②ビジネスの世界では、他者との違いを作り出すことが、勝利の条件である。

③ワークライフバランスの議論など、まったくばかばかしい。ワークとライフを分ける必要などない。仕事は遊びであり、遊びもまた仕事だ。全ての時間を学びに使うことが楽しいし、その結果を仕事に活かすこともまた楽しい。だから線の引きようがない。それがわからない人は天才系の本を読むべし。天才たちのエピソードを通じて学べる唯一の結論は、『それをやっている時間が長い』ということなのだ。

特に響いたのが③。

昨今の政府の方針にもあるように、労働時間をいかに短縮するか？が重要視されています。

しかし、これが行き過ぎると、日本という国がさらに弱体化して危なくなるなー、と危機を感じています。（人口減に加えて労働時間短縮となればＡＩ等によほどの成果を期待しなくてはならなくなるが、大丈夫か！？）

稼ぎたい人は長時間労働なり自分の付加価値アップのためにガムシャラにやり、そうでない人は無難にほどほどに頑張る、という選択の余地がある社会でなければならない。『長時間労働は悪』、と単純に決めてしまうのは現場しらずの人間の浅はかな考え方でしかありません。

一流の経営者や、熟練した職人さんは皆、想像を絶するような努力を積み重ねているものです。

自分も油断している場合ではありません。まだまだ働き盛りなのだから気合いを入れ直していきます！

では、今日も一日頑張りましょうー！