ワークライフバランスの誤解！？　まずはワークワークで。その先にワークライフバランスが存在する！

４月に入り弊社も新たなメンバーが増え、活気が増してまいりました。

この春～秋にかけての私の役目はセミナー等の広報活動やマネジメントを行いながら、スタッフの教育を強化していくこと。教育に投下する時間の比率を高めていきます。

さて、世間では『ワークライフバランス』という言葉がここ数年流行っていますが、この言葉の捉え方の誤解も多く、新入社員さんにとっては非常にリスキーなものだと捉えています。

社会に出たばかりの新人のうちは、まずはとにかく修行と思ってガムシャラに働くことが大事であると考えています。このステージでしっかりした土台を築かなくてはなりません。

一生を通じて仕事なんてほどほどでいい、食べるに困らない程度稼げればいい、というのであれば別ですが、業界や会社でトップクラスになってバリバリ稼ぎたい、一流・プロになりたい、ということであればこの『修行の時期』は必須。避けて通れません。

土台がグラついたままでその上の部分を構築していくことは到底不可能。途中で崩壊してしまいます。

長時間働いて頑張って努力すればその効果はすぐに現れる、というものでもありません。仕事がハードすぎて逃げ出したくなることもあるかもしれません。

２～３年頃経ってから、ふと、『自分自身が成長を実感する』瞬間が訪れるように思います。

私自身もその『成長を実感する』ような、霧がぱっと晴れたような瞬間のことをよく覚えています。

その瞬間は仕事が面白くて面白くてしょうがない時期。ここまで来たら次のステージまでスムーズに進めるはずです。しかし、その瞬間を知ることなくすぐに逃げてしまい、結局そこまでたどり着かなかった、という人も沢山見てきました。

ここ最近は生産性を向上して労働時間を減らすことが重要視されています。それは当然大事なことですが、生産性向上ではなく単に『労働時間を減らして楽をすること』と捉えてしまった新入社員さんは将来の伸びしろを失ってしまいかねません。

ものごとには順序があります。働き方も当然同じです。まずは『ワークワーク』の時期でひたすら修行。ある程度出来ることが沢山増えるようになってから、自分でさらに『ワークワーク』で行くのか、『ワークライフバランス』で行くのか、という選択肢を持てるようになる。この順序が大事ですね。

長い人生、仕事に没頭する『ワークワーク』の時期があってもいいと思いますし、その時期がなければ真の意味での『ワークライフバランス』はなかなか実現しないと考えています。

これまで『ワークワークワーク』で来た私も今年は体を労り、少しずつ休みを増やすことを意識しています。『プチワークライフバランス』でございます。笑　

ペースを徐々に探りながら、来年また『ワークワークワーク』でペースアップしていく準備を着々と進めたいと考えています☆

では、今日も一日頑張りましょう！