こんにちは、牛丼をオーダーするよりも牛皿(特盛)とご飯(フツウ盛り)を分けて食べたい派の、大阪のヒロ☆税理士でございます!
さて、会計事務所の仕事には記帳代行等の入力作業もあれば、財務や組織系のコンサルティング、高度な税務事案等があります。
弊社ではコンサルティング案件や、やや頭を使うような高度な税務事案が多いのですが、いつの間にか税理士有資格者が私以外に3名という増員体制になったため、さらに増加傾向になると予測しています。
例えば、先日も個人の大家さんで所得税や住民税を必要以上に納めてしまっている事例がありました。
節税には限界があるとは言うものの、まだまだ何も活用できていないご様子。
例えば、新たに法人を設立して、そこに個人所有の不動産の上物(=建物)のみを移転させることにより、家賃収入等個人の所得の大部分がこの新設法人に移転することとなります。
生命保険の活用や役員報酬の増額・親族分散等、個人よりも法人の方が節税策は非常に多いのでこれらを駆使することにより節税が可能となります。また、この不動産の移転が相続税対策にもつながります。(無償返還の届出というものが必須となります。)
しっかり税法を勉強した人には非常に興味深いのですが、所得税法・法人税法・相続税法の知識が必須となります。また、大家業でテナントとアパマン等商法の運営をしている場合には消費税法の知識(簡易課税制度と言うものの活用や、個別対応方式という制度の検討等。)もフル活用しなくてはいけません。
一つの側面だけを見て問題解決に取組むのではなく、多面的に見て、結局トータルでどうなればいいのか、どうすればお客様にとってリスクを低減させてかつ有利になるのか、を考えなくてはなりません。
プロの仕事というのはこういったことを当たり前のようにこなすこと。
さあ、今日も仕事を楽しんでいきましょう!