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さて、昨日、2013年度税制改正大綱が発表されました。政権交代により例年より1か月程遅れです。
中身を見ると法人課税関係は減税項目が多いものの、個人課税では増税項目が非常に目立つ!
概要はこんな感じです。
・消費税増税(8%、10%)
・中小企業の法人税の接待交際費の枠を年600万円→800万円に拡張+全額経費算入を認める。(これまでは10%が経費として認められていなかった。)
・設備投資や新たな雇用をして支払給与総額を増やした場合、試験研究費の支出をした場合等の優遇措置。
・事業承継税制の要件緩和
・所得税、相続税の最高税率アップ
・孫に対する教育資金贈与は1500万円まで非課税とする優遇措置
・住宅ローン減税の拡充
こまかな要件等は省略していますのでご留意下さい。
法人税に関しては前回の改正により税率も下がったし上記のような優遇措置も作られたのでまあまあ評価できますが・・・・・・、所得税・相続税のダブル増税にはびっくり!
せめてどちらかにしてほしいところ。
会社を作って、利益を上げて、雇用をして、納税して、世の中に貢献しようと頑張っている経営者さんの税負担を増やす。で、引退して財産を残してこの世を去った場合の税負担も増やす・・・・
これでは本当に高所得者は海外に逃げますよ。アベノミクスには期待しているのですがこの改正内容は大丈夫か?
例えば、贈与税を全面廃止して家計に眠っている金融資産約1400兆円を掘り起こすなんて過激な税制なんていかがでしょうか?もっともっとドラスティックに改革を進めてはどうか、と思ってしまいます。
事務所でも、社内勉強会等をして今後色々と税制改正の対策を練っていきたいと思います☆
では、今日も頑張りましょう!!
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