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こんばんは、久しぶりに生魚でアタってしまったっぽい、ヒロ☆総合会計事務所 代表・田淵です!
さて、本日のブログは二夜連続の(!?)ゼイムオトコシリーズです。
『シャチョー』こと起業後数年の短期間で事業を軌道に乗せたベンチャー企業の経営者と、税理士である『ゼイムオトコ』との会話を通じて節税についてわかりやすく解説したいと思います☆
今日のテーマは、『決算賞与の支給による節税』です。一緒に勉強しましょう!
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シャチョー:『今期はほんま忙しかった!その分利益も沢山出ましたわ!これも日頃から頑張ってくれている従業員のお陰!でも、来季はもっと忙しくなるのでもっともっと頑張ってもらわなあかん!』
ゼイムオトコ:『社長、そういうことなら、節税を兼ねて決算賞与を支給されてみてはいかがでしょう?もちろん、それにより従業員さんの士気がさらに高まるのであれば、の話ですが。』
シャチョー:『そやなー。ここはケチるべき部分ではないしな!』
ゼイムオトコ:『ところで、決算時点で未支給の賞与は原則として経費になりませんが、次の要件を満たせば、実は経費に落とせるんです!』
シャチョー:『その要件って??』
ゼイムオトコ:『まずは、決算日までに従業員ごとの賞与支給額が確定していて、その支給額を皆に通知していることが1つ目の条件。また、実際に決算日の翌日から1カ月以内に支給されていることが2つ目の条件です!』
シャチョー:『決算時に未支給でもいけるんでっか!ほんま素晴らしい!』
ゼイムオトコ:『本当に要件を満たしているかどうか、税務署に対して説明が出来るよう賞与支給通知書に従業員さんから自署押印をもらう等、工夫しましょう。』
シャチョー:『わかりました!』
ゼイムオトコ:『ただし、これはキャッシュアウトを伴う節税策。あくまでもその分、お金は社外に流出するわけです。節税効果だけを考えて実行するのはやめましょう!あくまでも、従業員さんのモチベーションアップに繋がる、ということが前提条件です!』
シャチョー:『わかりました!いつもおおきに!』
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今回はキャッシュアウトを伴う節税策なので、実行されるのであればその効果をしっかり見極めてからにしましょう!
と、いうことで明日から二日連続の運動会。頑張っていきましょう!
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