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おはようございます、ガムを噛んでいるときは思わずボクシング選手のマウスピースのように『ニッ』としたくなってしまう、ヒロ☆総合会計事務所 代表・田淵です!
さて、今日は好評の(?)ゼイムオトコシリーズです。
『シャチョー』こと起業後数年の短期間で事業を軌道に乗せたベンチャー企業の経営者と、税理士である『ゼイムオトコ』との会話を通じて節税についてわかりやすく解説したいと思います☆
今日のテーマは、『節税による弊害』の続きです。節税効果にウカれていたシャチョーですが、さて、その後どうなったでしょう?
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ゼイムオトコ:『税金を支払った後に残るお金はなんぼになると思います???何と500万-200万=300万しか残ってないのですよ!!節税前は600万円でしたからその半分なんですよ!!ここ、わかりますか?』
シャチョー:『ええっ!?ほんまでっか?他に消費税や源泉所得税の支払もあるのに~。これはえらいこっちゃ!!そら困りますがな!!』
ゼイムオトコ:『節税のみに走ったがために、“会社の血液”とも言える大切な現金残高が減ってしまったというこんな類のお話は実はよくあるんですわ。。。
最終的に資金繰りに苦労するのであれば、はじめから節税なんて一切せず、きっちり税金を支払っていた方がよかったと言っても過言ではないわけです。』
シャチョー:『確かにその通りですね・・・』
ゼイムオトコ:『まずは会社の命である資金繰りを考え、その上で必要があれば節税策を講ずるというのが望ましいですね!
このようなムリな投資をすることと比較すれば、まずはお金が残るような節税策を実施し、それから商売をする上で必要なものに投資をして、あわよくば節税もするというのが一石二鳥でしょう。』
シャチョー:『確かにその通り。参りました~!!』
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※補足
以上は中小企業の現場ではよくあるお話です。
当然と言えば当然なのですが、我々税理士は“税務のプロフェッショナル”という意識が非常に強
いです。それゆえに、資金繰り等、経営をする上でもっとも重要なことを度外視し、節税策のみをアドバイスしてしまう税理士が多いことも事実なのです。
まずは資金繰りから。その後に節税です!
-------------------------------------------------- と、いうことで本日は調査立会に行ってきます。頑張りましょう!
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