千円札は拾うな。

こんにちは、日本で一番親身な会計事務所を目指す、ヒロ総合会計事務所・代表税理士の田淵です！

人事コンサルティング等で有名なワイキューブ・安田社長の著書です。少し古いですが、最近読みました。

今後は環境に合わせて変化できないと生き残れない。変化するには何かを捨てる勇気が必要。目の前の小さな利益、そこそこ利益が出ている既存事業等を捨ててでも将来の大きな利益を獲得しなさい、といったことがメインテーマです。

特に面白かったのが中小企業の借入に関するお話。以下のようなことが書かれていました。

・『無借金経営こそ健全な経営である』という常識を捨てましょう。

・中小企業は、拡大したいのであればまず借金して、人材・情報・ブランドに投資すべき。

・雨の日に貸してくれないのなら晴れた日に借りておくべき。（お金が足りなくなってからした借金は、より発展するための投資に使われるのではなく、事業の穴埋めに使われる。利益を生み出す可能性のないお金を貸す人はいない！）

特に4番目には『なるほど』と思いました。自分も『借金は絶対にダメ』という姿勢は持っていません。付け足すとすれば、『借入することによってさらに利益を生み出せる可能性が70％以上ある、と確信できるなら借金しましょう。』ということ。そんなｱﾄﾞﾊﾞｲｽをすることが多いです。

なかなか斬新でためになる一冊でした！

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